遊びをせんとや生れけむ--------------------------------------------------------------------------------遊びをせんとや生れけむ 2012.09.21日記 -------------------------------------------------------------------------------- 深刻な気分に陥ると、すべてを見失いかねません。 だから、大事な時こそ、 敢えて、笑いましょう。 この世の真実に、実際は、なにも難しいものなど、ひとつもありません。 あまりにもシンプル過ぎる命題と対峙することを忘れてしまうがゆえに、たくさんのものが複雑化してゆく。 実のところ、事の本質は、ただそれだけのことなのだと、この歳になるとそのように腑に落ちてきます。 さて、日記のタイトルに選定した「遊びをせんとや生れけむ」という文章。 これは5年くらい前でしょうか?あんまり記憶が定かではありませんが、以前に楽天仲間の一人にして稀少且つ素晴らしい逸材であるayakawa777さんから教えてもらったものです。 ふと、最近にこの名文を思い出したのは、日中間の緊迫した状況に対し自分自身、辟易した日々を過ごしていることと無縁ではありませんでした。 危機的状況を通じて私たちの人生に浮かび上がる、何らかの真実の灯火みたいなものが確かに存在します。 だからといって深刻になってはいけません。暗い気分で八方塞に陥ってはいけません。自ら墓穴を掘りトンネルの出口を壊すようなことはしてはいけません。 答えが見えない時こそ、光が見えない時こそ、 敢えて、遊ぶのです。 敢えて、腹の底から、笑うのです。 自ら、福の神を招き寄せるべく、笑いながら、腹の底から、子らのように遊ぶことを愉しむのです。 それ以外に重要なことなど、たぶんこの世には、ひとつもないような気がします。 |